惑星の逆行とは、実際には惑星が後ろ向きに進んでいるわけではなく太陽の周りを順行しているのですが、地球も太陽の周りを回っておりそれぞれの速度が違うので、地球から見ると周りの惑星が後ろ向きに進んでいるように見える天文学的現象を指します。
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木星も2月6日から6月9日まで乙女座で逆行中です。
水星は4月10日から5月4日まで牡羊座で逆行します。
ただ水星は年に3回、3週間逆行しているので、そう珍しいことではありません。
土星はサイクルが長いので、実際に逆行する日は4月6日ですが、3月初旬から5月初旬まで同じ度数にいます。大きなタンカーは方向転換するのに時間がかかりますが、土星もそれと同じで、ゆっくり止まって、方向転換をして、ゆっくり進み出します。土星は8月25日に順行します。
すると、4月6日から15日までの期間は9つの惑星の中で6つの惑星が逆行していることになります。ラーフとケトゥは常に逆行しており、太陽と月は逆行しないことから、この時期は逆行する惑星の大半が逆行していると言えます。
それぞれの惑星は自分の出生チャートでいろいろな分野を受け持っています。惑星が逆行しているとその分野に関することが遅くなったり、中断したり、進まなかったりします。例えば仕事のハウスを司っている惑星が逆行していると、仕事に関する状況があまり前に進まなかったり、不安定になったり、遅れたりします。それはもちろん再考しなくてはならないとか、気付かせることがあるためなどの理由があってのことです。でもそのような状況を意識していないと(私のように)なんで進まないんだろう!とイライラしたりします(笑)
だからこの4月6日から15日までの時期にはできれば何か新しいことを始めるのではなく、準備する時期にするとその後物事が前に進みやすいでしょう。一番近いところで物事を進めるのでしたら4月14日に太陽が牡羊座に進み、前に進む力を与えてくれます。
アイスランドの植物も太陽に当たるのを辛抱強く待っています。
寒いなか、待ったらきれいな花を咲かせます。少し忍耐力が必要な時期です。焦らないようにお過ごしください。