12月11日19時30分に2015年度最後の新月が訪れます。
苦しかったときからずいぶん時間が経って振り返った時に、そのことがあったから今の自分があるのだと気が付いたことは誰でもあるのではないでしょうか。
霊的成長の道を選んだ人は必ずしも楽しいことばかりではないかもしれません。
振り返ることにこだわりすぎることはかえって固執を招きますが、約1年前に起こった昨年の最後の新月からいままでを振り返ると、もしかしたらほんの少しかもしれませんし、たくさんかもしれませんが、愛と思いやりが増えて自分が成長したと思いませんか?
そうだと思えたらそれは本当に素晴らしいことです。もし思えなかったとしたら、そのヒントは出生チャート、または惑星のいまのトランジットに隠されているかもしれません。
人 間生まれてきたからには誰しもが変化していく機会を与えられます。好ましい変化も、場合によっては表面上は好ましくない変化もあるかもしれません。変化す るということは避けては通ることができないことです。それをきちんと理解すると、こだわりや固執がなくなります。しかしいまの状況にしがみついたり、逆に いまの状況を恨んだり、他人を羨んだりするとつらくなります。
他人のせいにしたいのは人間の性ですが、どのように反応するかという選択は 常に自分が行っているものです。暗闇を消そうとしても難しいものです。自分の持つ光をもっと輝かせれば、愛は増え、闇は自動的に消えていきます。魂がさら に喜ぶ2016年になりますよう、年の瀬の新月にここでそれを宣言してみてはいかがでしょうか。Om Shanti.