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2020年6月3日

2020年6月6日 満月・半影月食

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次の満月は半影月食で、2020年6月6日の4時12分から蠍座で起こります。月食はジエシュタです。
今回から2022年5月までは日食・月食のテーマが変わります。約18年前の2002年2月から2003年9月まで起こったことの次のステップです。何か思い出すことはありますか?
これからは物質主義に走る人と、スピリチュアル主義に進む人の両極が見られるでしょう。肝心なのはバランス感覚です。生活するにはある程度の「物」が必要です。自分には本当に何が必要なのでしょうか?今回の緊急事態宣言の時期に考えた方もいらっしゃるでしょう。不安になると買い物をする傾向ももちろんありますが、抑制すると別なところで無理がきたりするので、いまはそういう傾向があるということを意識しておきましょう。もちろん極端にシンプルにする必要もありません。自分にとって心地よい空間はどのようなものですか。
食べるものや聴くことなど自分に取り入れるもの、話すことなど自分が発信することなどもこの時期に変化していきます。ここ数ヶ月間、免疫力についていろいろ考えさせられたわけですが、身体に取り入れるものによって免疫力は向上したり、低下したりします。自分の発話や思考などもそうです。ポジティブなことを言ったり、考えれば免疫力は向上し、ネガティブになれば免疫力は低下します。
極端なスピリチュアル主義というのもまた場合によっては厄介なものです。例えばきちんとしたガイダンスや知識がないままクンダリーニを覚醒させればそれはそれで思っていない方向にいってしまう可能性もあります。他人にとっていいことが自分にとっていいとは限りません。従って、人が「あなたにとってこれがいい」と言うことも、まずは自分にとって本当に良さそうかを判断する必要があります。例えばヨガと言ってもさまざまな種類のヨガがあります。自分にとって合っているものはどういうものですか?本当に必要なものを意識すれば好機に恵まれる時期であることを意識しましょう。
今回の月食はこういうことについて考えさせられるこれから2年間の時期の最初の月食です。2年後にうまくバランスが取れるよう、少しずつ生活を見直していきましょう。少しずつでも2年経てば小さかった芽も着実に成長します。あせらずゆっくりと考えて行動していきましょう。
これから引き続き6月21日に日食、7月5日に月食が起こります。敏感な方や日食・月食が自分の出生チャートの惑星の近くで起こる方には直接影響があるかもしれませんが、たいていの人はあまり何も感じないかもしれません。それでも運気は不安定になっていますし、家族、友人、同僚などが影響を受けているかもしれません。心配したり、恐怖を感じる必要はまったくありませんが、人に対して思いやりを持って接することをお忘れなく。Om Shanti.