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2020年7月4日

2020年7月5日 射手座の満月・半影月食

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次の満月は半影月食で、2020年7月5日13時29分に射手座で起こります。月宿はプルヴァアシャダです。
月食の前後には状況が不安定になっているので内省や瞑想がお勧めです。どこかに行く場合には落ち着いて行動するようにしましょう。個人的に影響はなくても、周囲の人が直接影響を受けているかもしれないので月食中であることを意識しておきましょう。
「よく考えてから願いなさい、本当になるかもしれないから」という格言があります。
自分が願ったことが実現した際に、その結果は想像したとおりのものになるかどうかわからないという意味で使われます。
私たちの心の中では常に声が私たちにさまざまなことを願うよう勧めています。私はこれが欲しい、あれが欲しい。私はお酒が飲みたいので、混んでいる場所に行っても構わない。私は宝くじが当たって欲しい。私はデザイナーバッグや洋服が欲しい。かっこいい人とデートしたい。私にとって不快なので、特定の人種、国、ジェンダーの人がいなくなってほしい。この食べ物、物、お金を独り占めしたい。誰も見ていないし、地球なんて関係ないから海にゴミを捨てても構わない。私はあの人が嫌いだから悪口を言って傷つけたい。私さえ健康であれば、他の人がどうなってもいい。
もちろん良い願望も存在します。叡智と知識を増やして自分を向上させるために勉強したい。他の人々の役に立ちたい。海岸を掃除したい。あの寂しそうな人の話を聞いてあげたい。地域社会に貢献したい。少し余剰があるので寄付して人を支援したい。
この満月・月食から二週間後の新月までに私たちが考えることは未来に向けてとても重要になります。私たちは何を望んでいるのでしょうか?それが叶ったら私は幸せや心の平穏を得ることができるのでしょうか?現在の私たちの思考の質と純粋さはとても重要になります。何を望むかに本当に気をつけて、どのようなカルマを生み出していくのかを考えましょう。
外側では笑っていても、心の中に憎悪があったら、憎悪のエネルギーを放射していきます。
少し無愛想でも、心の中に愛があったら、愛のエネルギーを放射していきます。
ですからいま私たちがどのようなエネルギーを放射しているのかを常に意識していきましょう。私たちはどのような方向に進みたいのでしょうか?隠された意図や思惑は存在しますか?私たちの話す言葉は、私たちの感情にできる限り沿ったものなのでしょうか?
7月21日の新月は未来の方向性を決定づけるためにとても重要な新月になります。その時にどのような「願い」を発するかが鍵となります。少し努力すれば、新たな高みに到達することができます。ですからその前に、私たちは何を望んでいるかを明確にしておきましょう。何故ならそれが叶うかもしれないわけで、叶った時にネガティブなカルマを作り出さないことが大切だからです。Om Shanti.