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2018年7月25日

2018年7月28日 山羊座の満月 皆既月食

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次の満月は2018年7月28日の5時21分に最大の食を迎える皆既月食となります。皆既食自体は103分続き、21世紀で最も持続時間の長い月食です。日本では皆既食前に月が沈んでしまうため、暗くなった月を見ることができません。今回の月食時に月は火星とケトゥとすぐ近くの度数にあり、水星がガンダーンタで逆行したばかりで、それなりに複雑な状況をもたらす月食となります。それが何を意味するのかを説明してみましょう。

簡単に言えば、今回の月食の数日前から数日後までは怒りやフラストレーションに注意時期となります。怒りを発生させた情報が間違っているかもしれませんし、全容がまだ見えていないかもしれません。人には前世の影響や出生時の刷り込みによるパターンが存在します。自分が認められていないのではないかと奥深く感じているパターンの人は少しのことで勘違いして怒ったり、いじけたりします。怒ったり、イライラしたりする可能性のある時期です。そのエネルギーを行動や片付けや身体を動かすことに使うととても生産的な時期でもあります。

占星術的には火星はエネルギーを表します。エネルギーが過剰になれば怒りが生まれたり、自分や他人に攻撃的になったりします。ケトゥも炎のような、燃やす力を持っています。ケトゥは2017年の8月から山羊座を通過していますが、火星は5月2日に山羊座に入り、今年の11月まで一緒に山羊座を通過し続けます。その二つが合わさると、例えば5月3日にハワイのキラウエア火山が噴火しましたが、そのような事象に現れることもあります。 世界各地で起こる噴火や地震、猛暑、火災、事故やテロ事件などもこのエネルギーの表面化です。 噴火はそれまで溜まっていたエネルギーの爆発です。これまで見ないようにしていたことが表面化する可能性もあり、それによって自分の抱えているパターンを理解するいい機会でもあります。難易度が高いというのはやりがいがあるということです。他人のせいにするのではなく、自分がどのようなパターンを抱えているかを内省してみましょう。それを理解、意識して、少しでも手放すことができれば次へのステップが見えてきます。

昨日、歌手で女優のデミ・ロヴァートさんが薬物過剰摂取で病院に搬送されました。幸いなことに現在彼女の状態は安定しているそうです。彼女のニュースにこう書いてありました。「私の父は薬物とアルコール中毒でした。彼自身を満たし、自分にとって家族より重要だとして選んだ麻薬に彼が何を求めていたのかを私は知りたかったのだと思います。」例えばここでは父親の話が出ていますが、母親も摂食障害になるなど、難しい家庭環境で育ったそうです。この病院搬送が今回、彼女にとってどのような警報になるかどうかは彼女が決めることです。これを機に薬物から手を洗い、そのパターンを手放してくれればいいと思いますが、まだ若いですし、お金もあるでしょう。そのため再び薬物に走る可能性もあります。これは難しいカルマです。彼女の心の平穏をお祈りしたいと思います。

しかしここまで大変なことでなくても、私たちは多かれ少なかれ自分の不遇を育った環境、家族、職場、友人などのせいにしがちです。今年、感じたことの多くはこの自分のパターンを見せてくれています。火星がとても強い位置にあるため、望めばそのパターンを手放すために必要な勇気も利用できます。手放したら、他の人の役に立つこともできます。そのようなことについて考える今年の夏の日食と月食(8月11日が今年最後の日食です)、そして11月までの時期となります。Om Shanti.